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【ドライアイ】9つの原因

2021/1/20(水) ドライアイ について

ドライアイの原因は沢山あります。

ドライアイの原因が1つの場合もあれば

いくつもの原因が重なりあってドライアイになっていることも・・・。

今回は、よくあるドライアイ原因をご紹介していきたいと思います。

いくつ当てはまるか、是非確認しながらご覧ください。

 

◆ ドライアイ原因 ◆

●ドライアイ原因1● 「パソコン」「スマホ」

パソコンやスマホを使用すると、目をグッと開けたり、瞬きが減少する事でドライアイが起こります。

でも不思議なのが、パソコンやスマホを使い始めてすぐにドライアイになるわけではない事。

大体半年くらいたって、急にドライアイ症状を自覚するそうです。

 

パソコンやスマホによって少しづつ涙の状態が悪くなって、ドライアイの原因になる。

原因を特定するのが難しいですが、半年前くらいを振り返ってみたら、

思い当たる方もいるのでは?

 

●ドライアイ原因2● 「エアコン」 

冷暖房の使用は空気が乾燥しドライアイを引き起こす原因になります。

また、エアコンの風が当たることも涙の蒸発を招き、ドライアイの原因になります。

オフィスは冷暖房がマストなので、回避しにく原因ですが、対策としてメガネなども使えますね。

 

●ドライアイ原因3● 「コンタクトレンズ」 

コンタクトレンズの使用者のほとんどが、ドライアイを感じた事があるのではないでしょうか?

ソフトコンタクトレンズは、涙を吸って柔らかさを保っているので、自分の涙が常にコンタクトレンズに吸われている状態が続きます。

さらに、コンタクトに邪魔をされて上手に涙が膜をはれなくなる事もドライアイの原因です。

ソフトコンタクトよりもハードコンタクトの方がドライアイになりにくいと言われています。

 

●ドライアイ原因4● 「加齢」

年齢を重ねるにつれ涙の量や質が大きく変化し、ドライアイになりやすくなります。

なんと…18歳から65歳になるまでに涙の量が60%も減少すると言われています

60%って!!半分以下…!

65歳以上の75%がドライアイの状態であるという報告もあるので、加齢はドライアイの原因に大きく関係している事は明白です。

赤ちゃんは瞬きが少なくてもドライアイにならないのは、涙の質と量が良いからなんですね。

 

●ドライアイ原因5● 「不規則な生活」

夜間は昼間より涙の分泌量が減ります。また夜型の生活はパソコンやスマホの使用率が高くなることもあり、不規則な生活習慣はドライアイになりやすい環境です。

また、ドライアイの原因に自律神経の乱れも関係しているので、不規則な生活は自律神経が乱れ、ドライアイを引き起こす原因にも!

仕事などで、どうしても不規則になってしまう方は、スマホやパソコンの使用を控えめにしたいですね。

 

●ドライアイ原因6● 「偏った食生活」

ファーストフードや外食など脂多めの偏った食事が

涙の質や栄養の低下を招き、ドライアイの原因になる事も。

また、栄養不足から涙の栄養も偏ってしまっている事もあります。

バランスの良い食生活は大切ですね。

 

●ドライアイ原因7● 「レーシック」

レーシック手術は

角膜表面神経線維のおよそ60~70%が切断されるので

術後ほとんどの方がドライアイになります。

しかし、神経がつながってくるとドライアイが改善されてきますが

中には自己修復の際に神経接続にトラブルがありドライアイ症状が残ってしまう方もいます。

レーシック難民でドライアイに苦しんでいる方も少なくないです。

 

●ドライアイ原因8● 「病気」

「シェーグレン症候群」や「スティーブンスジョンソン症候群」「兎眼」「バセドウ病」など

ドライアイ症状が出る病気が多数存在します

中々ドライアイが治らない場合は

病気が原因の場合もあるので、一度内科を受診されてみるのもおすすめです。

 

●ドライアイ原因9● 「ストレス」

涙は自律神経によって、涙の質を良くしたり、量を増やしたりとコントロールしています。

ストレスによって自律神経が乱れてくると、涙のコントロールが上手くいかなくなる事も

目は脳から飛び出した一部だと言われ、脳の疲労やストレスは目に直結してくるのです。

 

今回ご紹介したドライアイ原因「9つ」は最も代表的なものですが

いくつ当てはまりましたか?

 

ドライアイは複数の原因が重なり合うため「原因」を追究しにくい。と言われています。

でも、原因があるからドライアイになる。

原因がわかればドライアイを治すこともできる!と私は思ってます。

 

自分のドライアイ原因を見つける事がドライアイ改善の近道でもあります。

ぜひ、自分の生活と目の状態に注意を向けてドライアイ原因を探して見てくださいね。

 

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