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ドライアイの症状

2021/1/19(火) ドライアイ について

ドライアイの定義とは

『ドライアイは、様々な要因により涙液層の安定性が低下する疾患であり、眼不快感や視機能異常を生じ、眼表面の障害を伴うことがある。』

(※ドライアイ研究会より引用)と定められています。

 

なんだか難しいですね..。簡単に言うと

「色々な原因で涙の質とか量とかに異変が起こることで、角膜に傷ができてしまい、目に不快感を感じる」これがドライアイです。

 

”目の不快感”って、なんともザックリした表現ですが、角膜に傷が出来ても症状が人それぞれ違う!これがドライアイを複雑にしている原因ですね。

「ドライアイの症状だと思ったらドライアイじゃなかった!」

「ドライアイじゃないと思っていたらドライアイだった!」

なんて事もあるわけで、ドライアイ症状と言っても難しいんです。

 

ドライアイの症状や少し変わったドライアイ症状などをご紹介したいと思います。

 

◆ドライアイの症状◆

……………………………………………

□目が乾く

□目がゴロゴロする

□目が重たくなる

□目が痛む

□視界がかすむ

□目を開けているのが辛い

□視力が低下する

□充血しやすい

□目が疲れる

□光がまぶしい

………………………………………………

◆その他ドライアイ症状◆

□ドライアイなのに涙がポロポロとたくさん出てしまう

□涙目

………………………………………………

一見ドライアイ?と思うような症状もあります。

アイケアセレクトのお客様には、「片目だけドライアイ」「夕方だけ目が乾く」「朝目やにがすごい」など..

ドライアイと特定するのが難しい症状がある方もよくお問い合わせがあります。

さらに、

◆重度のドライアイ症状◆

□めまい

□頭痛

□吐き気

□倦怠感

□こめかみが痛い

□顔が痛い

など、ドライアイを超えて仕事や生活に支障が出るほどの症状が出ている方もいらっしゃいます。

 

ドライアイの症状と言っても、

1つではなく複数のドライアイ症状が組み合わさっていたり、

複雑化して、精神的に参ってしまう方も多くいらっしゃいます。

 

ですが

「明らかにドライアイの症状が出ているのに、眼科で診療するとドライアイじゃないと言われる。」

「すごく症状が辛いのに、軽いドライアイ程度としか診断してくれない!」

というお声も多いんです。不思議ですよね。

 

眼科の先生は、目の状態やドライアイの検査結果を元に診断をするので、ドライアイの症状を強く自覚していても、診断の結果が極度のドライアイじゃないと、ヒアルロン酸目薬をとりあえず出されて、終わり!というケースが多いのです。

 

しかし!

ドライアイ研究会が、自覚症状が当てはまる場合もドライアイの診断をしましょう。という方針になったので、自覚症状があればドライアイの目薬を処方してくれるように現在では変わっています。

 

「ドライアイの症状」は診断だけでは伝わりにくいので、

今ある症状がいつ頃からなのか。

どんな時に症状が出るのか。

頻度はどのくらいか。などを、受診前にまとめておくと、的確な治療やケアを行う事ができます。

 

また眼科に行ってから時間がたっている方は、新しいドライアイ治療薬の処方をしてくれる可能性もあるので症状が思い当たった方は、再度自覚症状をまとめて、診察してみる事をおすすめします。

 

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