マイボーム腺の目やにを治す方法
2021/11/9(火) マイボーム腺について
目薬を使っても良くならない目やにや、年中出ている目やには
マイボーム腺が原因かもしれません。
マイボーム腺は、目の淵にある「脂」を出す分泌腺で、目のキワに60個~70個ほどあります。
マイボーム腺から分泌された「脂」は、目の瞬きをスムーズにしたり、涙の表面に油の膜を張り涙の蒸発を防ぐ働きをしています。
しかし、マイボーム腺の機能が低下したり、過剰に脂が出てしまうと、
黄色っぽいベタベタした「目やに」や、目にびっしりと「目やに」がこびりついてしまいます。
こびりついた目やにのせいで、痒みが出てしまう事もあるので厄介な存在です。
マイボーム腺の目やには、目薬ではほとんど治る事がないので、しっかり取り除いてあげる事が大事です。
しっかり取り除くと言っても、手でこすったり無理やり目やにをとってしまうと、傷をつけてしまう事もあるので正しい目やにの除去を行いましょう。
●マイボーム腺の目やにを取る方法「目元の洗浄」
マイボーム腺を直接洗って目やにを除去する治し方です。マイボーム腺は粘膜部分にあるので、通常の洗顔料で洗ってしまうと粘膜を痛めてしまったり、洗いすぎてしまう事があるので専用の洗浄液を使用しましょう。
オススメは、コットンで拭き取る「オキュソフト」です。
コットンになっているので、マイボーム腺や目やにをピンポイントで拭き取る事ができます。よくある脱脂綿タイプのコットンは、目やにを拭き取る程度ならOKですが根本的に目やにを良くしたい方はオキュソフトがオススメです。
オキュソフトには洗浄成分、抗菌成分が入っているので目やにをしっかり落としてくれるのはもちろん、目やにに含まれている雑菌もキレイに除去し、マイボーム腺のスムーズな働きをサポートしてくれます。
また、マイボーム腺を洗える洗顔料「ティーツリー洗顔フォーム」
も洗顔のついでに使用できるので便利です。
主成分の「ティツリー」は殺菌作用がある天然のオイルで、オーストラリアでは昔から消毒薬としても愛用されています。少しスースーした使用感で、目元の洗い上がりがさっぱりするのが特徴です。
目やにをキレイに取り除き、目やにやマイボーム腺付近にある菌を抑えてくれるので、マイボーム腺の機能回復にも役立ちます。
●目元を温めて目やにを改善
目元を温める事で、マイボーム腺の脂を溶かしスムーズに分泌されるようになります。こびりついた目やにも、「脂」なので温めると柔らかくなり目やにが取れやすくなります。
目元を温めてから、オキュソフトやティツリー洗顔フォームで洗うとより一層効果的ですね。
電子レンジで濡れタオルを温めて、目元に載せるだけの簡単ケアです。
電子レンジでホットタオルを作る方法
①タオルをお湯で濡らして軽く絞る
②ビニールに入れて電子レンジで温める
③そのまま載せるか、ビニールから出して温める。
電子レンジでホットタオルを作るとすぐに冷めてしまうので、専用のホットアイマスクを使用するのもオススメです。
目やにを取るだけでなく、定期的に「目元の温め」と「拭き取り」を行う事で、マイボーム腺の働きもが改善され、目やにを出にくくする事ができるので、ぜひ目やにが気になる方は続けてみてくださいね。