マイボーム腺梗塞は正しい「目の温め」方で治る!
2021/12/29(水) マイボーム腺を自分で治す方法
マイボーム腺梗塞の代表的な治し方は目の温めです。
でも、ただ目を温めるだけでは意味がない場合もあります。
マイボーム腺梗塞を治す正しい温め方をご紹介していきます。
◆マイボーム腺梗塞とは◆
マイボーム腺とはまつ毛の生え際辺りに存在している皮脂腺です。
マイボーム腺の数はなんと、上下約70~80個程度!
マイボーム腺から分泌される油は「涙」の表面に油膜をつくり、蒸発を防ぐ役割をしています。
マイボーム腺が上手く働かなくなり脂の分泌がスムーズに出なくなったり、アイメイクや汚れが詰まり「マイボーム腺梗塞」が起こります。
マイボーム腺梗塞を肌で例えると、炎症していないニキビです。
マイボーム腺梗塞になると「ドライアイ」や「しこり」「目の異物感」などの症状が起こり、場合によっては細菌が脂を餌に増殖しまつ毛ダニ、マイボーム腺炎が起こります。
◆マイボーム腺梗塞を治す目の温め◆
マイボーム腺梗塞を改善する方法として眼科で推奨されているのが、目の温めです。
目を温める事で、詰まって固まっていた脂が溶け、マイボーム腺の詰まりを治してくれる効果があります。また目元の血流改善にも有効です◎。
簡単にできて、効果がすぐに実感しやすい治し方です。
マイボーム腺梗塞を治すための温めポイントをご紹介します。
◆マイボーム腺梗塞を治す温め方◆
ポイント1:温め温度「40度程度」
料理する時に熱を加えると、白い脂も透明になりますが、ある程度の温度が必要です。高温の方が脂は溶け出しやすいですが、目元の皮膚はデリケートなので熱すぎると低温やけどを起こします。
40度~42度程度で自分に合った温度で目を温めましょう。
ポイント2:温め時間は15分以上!
低温で温めるのでしっかり温めないと、脂は溶けてきません。時間は15分~20分が理想的。マイボーム腺の脂が溶け出すまでじっくり温めましょう。
ホットアイマスクの温度が下がらないように注意しましょう。
ポイント3:蒸気熱で温め
乾熱よりも、蒸気熱の方が芯まで温まりやすいと言われています。濡れたタオルや、蒸気タイプのホットアイマスクがおすすめです。
◆おすすめの温め方法◆
1・湯船につかりながら目を温める
湯船につかりながら、タオルで温めましょう。ホットタオルが冷めたら湯船のお湯に濡らして温めを継続しましょう。
2・電子レンジでホットタオルを作る
ぬるま湯で濡らしたタオルを電子レンジで温める⇒ビニールに入れる⇒目に載せる
※ビニールに入れる事で温度が下がりにくくなります。
3・ホットアイマスクを使う
市販でも電子レンジや電気タイプのホットアイマスクが販売されていますので上手に活用してみてください。
41度の蒸気熱が20分続くアイエコもおすすめです。
目の温めは、一日2回程度がおすすめです。
毎日のマイボーム腺ケアに目の温めを試してみてくださいね。
◆温め後の2つのケアで効果UP◎◆
目を温めた後に合わせて行うと、さらに効果が出る方法があります。
①まぶたを指の腹で優しくマッサージする
マイボーム腺に溜まった脂を出しやすくします。
②眼瞼清拭(リッドハイジーン)
マイボーム腺から分泌された脂を丁寧に拭き取りましょう。綿棒で取り除く、清潔なホットタオルで拭くのもOKです。確実に綺麗に拭き取りたいという方はマイボーム腺専用のコットンオキュソフトがおすすめです。
マイボーム腺梗塞を改善するために、目を温めるならば、マッサージとリッドハイジーンを組み合わせると効果倍増なので、ぜひ合わせてマイボーム腺ケアを行ってみてくださいね。